なんだかやっぱり眠れないな。
前回の治療の時は最後の夜といっても、また外来でくる時に病棟に顔出せるなーって思ってたし。
再発ってなって、また入院して、治療して。
一時退院して、またここに戻ってくると思ってた。
でも、もう違うんだな。
緊急入院がきまった去年の4月から本当に長い時間をここで過ごした。
辛いこともたくさん、たくさんあったけど、それ以上に新しい気づきがあったし、新しい出会いもあった。
この病院は、私にとっての家だから、主治医の先生、薬剤師の先生、看護師さん、助手さん、栄養士さん、お掃除のひと、ご飯作ってくれるひと、タオル、シーツの搬送してるひと、事務のひと…
誰かが欠けても私はここで生きてこられなかったんだよな。
あまりに事が早く決まりすぎて、正直まだ気持ちの整理がついてなくて。
明日退院しちゃうんだねと、急な退院を知った看護師さんたちが病室に顔を出してくれたこともあって、なんたが今になってじわじわ転院するってことが現実のものなんだなって感じてきた。
夕回診にこられなかった中先生も、消灯間際だったけど来てくれて、話をしました。
そこで聞いた話、ほんとに奇跡としか思えないような出来事があったと知らされました。
不幸中の幸い、タイミングが合ったとも言える。
この病院でここまで治療を受けられて良かった。
この病院を紹介してくれた、会社の先輩にも感謝。
最後まで治療が受けられないのは本当に寂しい。
ここでお世話になった人をわたしはずーっと、ずーっと忘れない。
直接ありがとうが伝えられない人もいるけど、目一杯のありがとうを言って明日は退院しよう。
そして今度は必ず元気な姿で戻ってこよう。
目標一個追加。
笑顔で再会。
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